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米国では新型コロナウイルスの新規感染者が増加しているにもかかわらず、同ウイルス感染症(COVID19)による死者は減少していると連邦保健当局者らが明らかにした。当局者らはオミクロン変異株の重症化リスクは既存株より低い可能性があることを示唆した。

  米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は29日の記者会見で、全米の新規感染者数は主としてオミクロン株が原因で前週から60%増加したと説明。一方、死者数の7日間平均は1日当たり約1100人と、前週比7%減だったとした。

  同所長はCOVID19による入院者数は通常、約2週間遅れで新規感染者の傾向をたどることから、重症患者が今後増える可能性があると述べた。

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