強盗に走る男、売春に陥る女

日本の貧困を本格化させた年

希望がなければ生きてはいけない。居場所や趣味すらない非正規の女性たちが、ホストや過剰な推し活にハマった。好きな人を応援するための資金を稼ぐために、非正規の一般女性たちが続々と風俗や街娼に走っている。よって、現在大流行する一般女性の売春は、女性から希望を奪った雇用の非正規化の副作用とも言えるのだ。犯罪の一線を悠々と越えてくる貧困の深刻な現状は、日本の貧困化が本格化した2004年の分岐点に、すべてつながってくるのである。

 

奨学金返済のためにパパ活

学費のためにカラダを売る