【ワシントン=池田慶太】米国のバイデン大統領は26日の米ラジオ番組で、11月の大統領選で再び対決する見通しのトランプ前大統領との討論会について「喜んで討論する」と述べた。トランプ氏が求める討論会の早期実施に応じる考えを示したものだ。
バイデン氏の発言を受けたトランプ氏は、SNSに「今すぐセットしよう。どこにでも行く。ホワイトハウスでもだ」と投稿した。討論でバイデン氏の高齢問題などに注目が集まれば、自身に有利になると踏んでいるとみられる。
トランプ氏が9月以降に行われる予定の大統領選討論会の時期を前倒しするよう求めたのに対し、バイデン氏は当初、慎重な姿勢を示していた。