Morleyのブログ

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盗聴、脅迫、レイプ…大統領選目前トランプ氏の伝記映画が公開 陣営が公開阻止に動いた問題作

 
 

11月5日の米大統領選を目前に控えたアメリカで、共和党候補のドナルド・トランプ前大統領の若き日を描く伝記映画「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」が11日に全米公開されました。今年5月に南フランスで開催された第77回カンヌ国際映画祭でお披露目された同作は、トランプ陣営が「訴える」と脅して公開を阻止しようとした問題作。日本では来年1月17日に公開予定ですが、本国では当初の目論見通り滑り込みで大統領選にぶつけて封切られました。

映画のタイトルになっている「アプレンティス(見習い)」は、トランプ氏が大統領になる前にホストを務めていた人気リアリティー番組のタイトル。実業家として成功を夢見る一般の応募者を募り、トランプ氏の会社で見習いとして働きながら与えられた課題に取り組み、最後まで生き残った1人が採用されるという番組で、トランプ氏が「You are fired(おまえはクビだ)」とクビを宣告するセリフで一躍大人気となりました。

「ドナルド・トランプの創り方」とあるように、この作品は1970~80年代のニューヨークを舞台に成功を夢見る若きトランプ氏が、いかにして不動産王に上り詰め、怪物となったのかが描かれています。最初の妻をレイプするシーンなど赤裸々な内容が多く登場するため、トランプ陣営は「完全な作り話」と反発していましたが、脚本を担当したのは長年トランプ氏を取材してきた政治ジャーナリストのガブリエル・シャーマン氏であり、興味本位の作品とは一線を画しています。

トランプ氏を演じたのは、「アベンジャーズ」シリーズで知られる俳優セバスチャン・スタン。トランプ氏に「勝つための3つのルール」を教え込んだ悪名高いらつ腕弁護士ロイ・コーン氏をドラマ「メディア王~華麗なる一族~」などで知られる俳優ジェレミー・ストロングが演じ、イラン出身のアリ・アッバシ監督がメガホンを取っています。

目的のためなら手段を選ばない実業家へと変貌を遂げるトランプ氏の原点が描かれており、勝つためなら盗聴も脅迫も何でもありの驚きの内容ですが、その多くは過去の記事や出版物に書かれていることで、物議を醸した2022年に死去した最初の妻イバナさんをレイプするシーンも離婚調停裁判の際にイバナさん本人によって語られた内容が基になっています。

「決して謝らない」「攻撃し続ける」など成功するための術をたたきこまれたトランプ氏が、返り咲きを目指して民主党のカマラ・ハリス副大統領と対峙する大統領選を前に公開されたくなかった本作ですが、トランプ氏を悪者に描いたものではなく、「事実に基づくフェアな作品」とアッバシ監督は述べています。

大統領選への影響も懸念されていましたが、公開最初の週末3日間の興行収入は158万ドルで10位スタートと低迷。劇場数は1780館と中規模公開であることや事前マーケティングがほとんどなく、ステルスリリースのような公開だったこともあり、今のところ選挙に影響力を与えるような状況にはなっていません。トランプ陣営が「ゴミ」だと切り捨てた本作が、今後選挙に影響を与えるとすれば、ストリーミング配信されてより多くの人が見る機会を得た時かもしれません。


マイケル・ジャクソンをペドだとして作ったデマ番組。
日テレで緊急番組としてゴールデンタイムに放送してましたね。

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