「政策決定プロセスにAI導入」国民民主が決定 玉木氏「党の取り組みは進化し続ける」
国民民主党の玉木衆院議員は11日、党が政策決定プロセスへのAI(人工知能)の導入を決めたことを、自身のSNSで紹介し、「国民民主党の取り組みは進化し続ける」と強調した。 国民民主は10日、AIを活用することで、国民の意見やアイデアを集約・分析し、政策決定プロセスに反映させることを発表した。 玉木氏は、この発表に関する党の投稿を引用し、自身のXに「プロジェクト始めました!」と投稿。 玉木氏は、「これまで私自身、代表質問をつくる際などに意見募集をし、皆さんにGoogleフォームに書き込んでもらったり、XやYouTubeのコメント欄に書き込んでもらっていた」と、これまでのAI活用について説明。 そして、「こうした取り組みをAIを活用することで進化させ、より広く・より多く・より早く国民の皆様の声を集め、政策決定や党の運営に生かす仕組みをスタートさせる」と記した。 今回の取り組みについて、「一つのポイントは電話でも意見が言えること」を挙げ、「音声をAIも活用してテキスト変換・要約して取り入れるので、パソコンやスマホで入力ができない方の声も取り上げることができる」と効果を説明した。 その上で、「高齢者などこれまでネット経由では届きにくかった声もより的確に反映していく」と強調した。